2014年3月12日
アメリカのカリフォルニアで中古車を買って、バハ・カリフォルニア⇨メキシコ本土⇨グアテマラ⇨ホンジュラス⇨ニカラグア⇨コスタリカ⇨パナマを一緒に旅してきた愛車のTOYOTA 4RUNNERちゃんが、とうとう売れた…!!!!
買ってくれたのは、オランダ人サーファーカップル♫
彼らはなんと、今いるコスタリカ・パボネスで車を買ってカリフォルニアまでサーフィンしながら北上する計画だった!
(うちらが来たルートの逆バージョン!)
それで、もしここで車が買えなかったら、コスタリカからハワイに飛ぶ予定だったらしい。
(うちらはコスタリカの後ハワイ!偶然♫)
そして偶然にも彼らがパボネスで予約してた宿で、うちらが働いて車を売ってたってゆー運命としか言いようのない奇跡‼‼‼‼
コスタリカは輸入税がめちゃくちゃ高いからアメリカナンバーの車を売るのはよっぽど安くしないと手続きとか面倒だし買ってもらえない。
なのでうちらは輸入税が大体$2300かかる計算だったので、車を値下げして$2700にして、全部で$5000で売ってた。
同じ車種、年式の中古で調べてもこれは格安!
craigslistでも最低$6000位からだったし。
だけどなんと彼ら、オランダ人カップルはアメリカに行くのでむしろアメリカナンバーで好都合なんじゃない?!しかもアメリカからここまで中米縦断して何の機械トラブルもなかったし車のコンディション最高♫ってゆう感じで話がサクサク進んだ☆
でも問題だったのが、タイトルの名義変更はどうするか!
中米の国境では、必ず車の名義人やらなんやら書類とパスポートをチェックして一時通行証(ペルミソ)を発行する。
車の名義人が違うとかなりややこしい事に!
名義変更するには、アメリカのDMVに名義変更の手続きをしないといけない。
でも書類のやりとりをアメリカから郵送で待ってる時間はない。
サンホセにも行かなきゃいけないらしく、それは面倒!
1番安全なのは、輸入税を払って、コスタリカナンバーに変えて、その時に名義も変更する方法。
でもこれだと輸入税を払わないといけない。
でも彼らはお金がない。
………。
どうしよう⁉⁉
って事で、パボネスの弁護士の人に相談。
パボネスにはありがたい事に1人、中米で効果を持つ国際弁護士?!みたいな人がいて、その人が売買の書類を作ってくれたらメキシコまでは行けるハズ!との事。
でも初めてのケースだから、絶対大丈夫とは言い切れず。
でもとにかくトライしてみる!ってなって書類を作成してもらった!
ちなみに弁護士事務所はスーパーマーケットのすぐ裏。バタフライの看板が目印。
パナマだったら車の売買は簡単らしい!
だからもし車やバイクを売買する予定がある人はパナマで売った方が良いかもです!
弁護士費用は$170。
多分中米で通用するのをつくってもらったから、普通の車の売買ならもっと安いと思う。
で、この費用をうちらとオランダ人のどちらが出すか少し揉めた。
他にもこの車を買いたい人と何人か話してきて、弁護士費用は買う人が出すってうちらは聞いてた。
それにその書類が必要なのはうちらじゃなくて彼ら。
なので日本人的にはかなり言いにくかったけど、費用はうちらは出せないよって言った。
その前に$2700の車$2400にまけてあげてるし。
むしろもともと$3000だしさ。
でも彼らは弁護士費用もいれたら$2570になっちゃうから高すぎる…と。
でもぶっちゃけ絶対うちらの方がお金ないし!笑
せめて半分じゃなくても$70だけでも払ってって言われたけど、他にも輸入税と弁護士費用払ってでもこの車買いたい人もいるしさ…。。。
パボネスでも、もしこの取引がうまくいかなかったら買いたいって言ってる人もいるし。
なので心を鬼にして断った!
ゴメンよ〜うちらも余裕があったら出してあげたいけど、本当に余裕がないんだよー!
その代わりといっちゃなんだけど、車に積んでたキャンピングセットを全部タダであげる事で彼らも合意してくれた♫
寝袋、布団、ブランケット、枕、カゴ3つ、クーラーボックス、ガスコンロ、調理器具、モスキートネット、おまけでスノーケリングマスクなどなど!
中米専門の弁護士さんは1時間も経たないうちに書類を作成してくれた!
ちなみにその中米専門の弁護士さんはスペイン語しかしゃべれないけど、もう1人ハーフで英語もスペイン語もペラペラの弁護士さんもいるから安心♫
てゆーかパボネスに弁護士が2人もいるなんてすごい…。
こんな小さい村なのに…。
しかも2人とも女弁護士!かっこいい✨
車代金の支払いは現金のハズだったんだけど、彼らはATMから1日$300しか降ろせないらしく、時間もないので(彼らは5月にアメリカに行く予定なので2ヶ月で中米を北上しなきゃいけない‼)インターネット送金で振り込まれることになった!
もちろん一緒に振り込む所を確認!
お互い初めての海外送金だから慎重に間違いのないよーに何度も確認。
彼らは送金画面を保存してE-mailで送ってくれたし、オランダの住所、電話番号、その他個人情報もちゃんと交換してやりとり完了!!
うちらは新生銀行に送金してもらった。
必要だったのは、
・名前
・郵便番号
・SWIFTコード
・銀行カードナンバー
位⭐
新生銀行のサイトには、他にも銀行の支店の住所や自宅の住所なんかも必要って書いてあったけど要らなかった。
ただヨーロッパではIBANってゆーヨーロッパの銀行の共通のコードがあるらしく、彼らの持っているカードの内の1枚はそのコードがないと送金できなくて焦った!けど、
もう1枚のカードはSWIFTコードだけで大丈夫だったから良かった♫
SWIFTコードは、国際的に通用する銀行コードの事で、そのコードでどこの国のなんて銀行名かがわかる、海外送金には必要不可欠なコード!
日本の銀行のSWIFTコードはここでチェックできます!
そんなこんなで$2400を送金してもらいました!
次の日、新生銀行に問い合わせてみるも、1週間経ってからじゃないもそのお金が現在ドコにあるかってゆー事すらわからないんだって!
おっそー。。。、
だからまだ新生銀行に入金されてるかどーかどころか、今ドコにお金があるかも分からない状態!
だけど彼らはそんなに待ってられないし、一緒に送金するのを見せてもらったし、お金が無事送られてくる事を信じて鍵と書類を渡して車の売買完了!!
送金が済んだらお互いスッキリー♫!
オランダ人の彼女の方はキャンプファイヤーでゴハンを調理する事に興奮してた⭐笑
あたしは、うちらがアメリカからここまで旅してきて知ってる情報をノート5ページ分みっちり書いてプレゼントした!
役に立つと良いな♫
そういえば、もし万が一、彼らが事故ったり、盗難されたりしても、うちらはもう手放したから何の責任もありませんよーって言う証明もらうの忘れた!!!!
大丈夫かな?
まあ何事もなく、彼らがアメリカまで無事辿り着けることを祈るしかない!
てゆーか、ほんとにこの時期から北上するの羨ましいよー!!
絶対どこも良い波だよきっと!!
ほんとに安全第一で楽しんできてほしい!
一生の思い出だよね♫
彼らの旅立ちの朝。
うちらの中米の旅を支えてくれた愛車にお別れ!
故郷アメリカまで無事帰ってね!
Buen Viaje~~~✾✾✾
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